学生のヨーロッパ旅行はユーレイルパスで弾丸周遊がおすすめ
2018/02/22
前回、初めてのヨーロッパ旅行は周遊ツアーがおすすめという内容を書きましたが、あなたが今まだ学生なら、鉄道パスで自由に周遊してみてはどうでしょう。
正直、社会人になって取れる休みは長くても土日から次の土日までの9日間が精一杯です。
短期間の旅行では、事前に行き先が決まっているツアーのほうが向いていますが、10日以上時間が取れるなら、今しかできない自分だけの周遊旅へ出てみてください。
私は卒業旅行で、ユーレイルパスを使って、2週間で6カ国15都市を鉄道で弾丸周遊しました。
その後、社会人になってからも毎年のようにヨーロッパには行っていますが、弾丸周遊旅は学生のうちに行って本当に正解だったと思っています。
長期の休みが取りやすいのもそうですが、ヨーロッパの鉄道に乗り放題のユーレイルパスもユース料金と行って、若者だけの割引価格で購入できるんです。
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学生に鉄道パスの弾丸周遊旅をすすめる理由
鉄道パスを使っての弾丸周遊旅行は、時間と体力のある学生のうちに行くのがおすすめです。
私は学生の頃に弾丸周遊をしたことがきっかけで、社会人になって、ふと休みが出来た時に、ヨーロッパを訪れるようになりました。
でも実はユーレイルパスを利用したのは、卒業旅行が最初で最後だったりします。
①学生はとにかく時間があるから
ユーレイルパスには、国が選べるものや旅行中の5日間だけ利用できるものなど色々な種類がありますが、
弾丸の周遊旅行には、旅行中の毎日、ヨーロッパ28カ国を乗り放題のユーレイルグローバルパスが絶対におすすめです。
この毎日連続して乗り放題のパスは、15日、22日、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月の5種類なので、最低15日は必要です。
私は15日のパスを利用しましたが、できることなら1ヶ月くらいは行きたかったです。
学生は学生で、バイト、ゼミ、サークル・・・と、結構忙しかったりしますが、「1ヶ月旅に出る!」と決めてしまえば何とかなります。
とにかく長い、大学の夏休み、春休みはヨーロッパ周遊旅行にもってこいです。
今行かなくていつ行くの?
②弾丸周遊旅には体力が必要だから
私が2週間で6カ国15都市以上を周った弾丸旅行では、ほとんど毎晩ホテルを移ったり、寝台列車を利用して睡眠時間も移動に充てていました。
毎日荷物をまとめたり、重い荷物を運んで移動するのは大変です。
しかも初めての場所で宿を探したり、鉄道の行き先や時間を確認したりも結構疲れます。
毎日移動が必要な弾丸周遊旅行は、体力があり余っている学生のうちがおすすめです。
③学生はお金が無いから!
学生の間はなかなかお金が無いので、ヨーロッパ旅行に行くのも大変ですよね。
でも時間はあるはずなので、1〜2ヶ月でも詰めてバイトをすれば、20〜30万程度は稼げると思います。
親にお金を借りてでも、行くべきだと思いますが、どちらにしても行くだけで精一杯で、現地ではあまり贅沢はできませんよね。
ヨーロッパのブランド品を買ったり、三ツ星レストランでゆっくり食事したりは、またの機会に置いておきましょう。
観光地も入場料が結構高かったりして、全部入っていたらかなりの金額になってきます。
要所要所を観光しながら、乗り放題の鉄道移動をメインに車窓や街めぐりを楽しめば、あまりお金はかかりません。
寝台列車を利用することで、宿代を浮かしたりもできたのが良かったです。
④25歳以下はユーレイルパスが安いから
ユーレイルパスには、26歳未満限定で安くなるユースパスというパスがあります。
こちらは、大人料金の35%OFFととてもお得です。
ユースパスでは2等車にしか乗れませんが、実際に行ってみて、2等車でも全然ゆったり日本の新幹線以上の快適さでした!
1等車はグリーン車みたいなものなので、2等車で十分!ということはユースパスで十分です!
⑤人生で一回はユーレイルパスの旅をしてほしいから
そして、何よりも大きいのはこれ!
鉄道の運賃を気にせずに乗りまくって、寄り道しまくれる、ユーレイルパスで一度は旅してみてほしいから。
実は、パリ、ミラノ、ローマ、バルセロナ・・・と行きたい場所だけの移動を調べてみたら、ユーレイルパスはあまりお得に感じなかったりもします。
でも実際には、イタリアとフランスの間にスイスを巡ったり、気になる駅があれば降りてみたり、思うままに旅ができるユーレイルパスはすごーく魅力的でした。
あと、すごく楽だったのが、いちいち切符を買わなくてよかったこと。言葉も通じないので、切符を買うのもなかなか大変なんですよね。
ユーレイルパスさえあれば、気になる国、気になる都市に行けちゃいます。
気の向くまま、自分だけの周遊旅をしてみてほしいです。
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ユーレイルパス弾丸周遊旅をしてみて
私は鉄道から車窓を眺めるのが好きなので、ほぼ毎日移動する旅も楽しめました。
ただ、1つの街に滞在できる時間は、とても短いので、もっと見たいところがあるのに・・全然回り切れない・・というジレンマも少なからずありました。
でも、私の中でのこの旅は、「ヨーロッパでまた行きたい好きな街を見つける旅」と割り切ってみました、
そうすると、浅く広くいろんな街に行って、気に入った場所、回り切れなかった場所には、また別の機会に行こう!と思うことで、次の旅の行き先と楽しみが見つかる素敵な旅になりました。
この旅で、「また行きたい」「今度は行ってみたい」と思える場所がみつかって、その後の旅に繋がっています。
もっと他の街にも行ってみたいと思ったスペインに再度訪れて、行けなかったコルドバ、グラナダ、ミハスなどのアンダルシアに行ったり、
弾丸旅では全くゆっくりできなかっのが心残りだった美術館に行くために、またパリを訪れたり、
ヨーロッパ弾丸旅が、今の私の旅のきっかけになっていることは間違いないです。
また、長期の休みが取れたら、ユーレイルパスの旅に行ってみるのもいいかな〜と思います。