【ユーレイルパスとは】ヨーロッパ周遊鉄道旅の醍醐味をご紹介
2018/02/22
長期の休みが取れたらぜひチャレンジしていただきたい、ヨーロッパ周遊旅行について、ヨーロッパ内の鉄道が乗り放題になるユーレイルパスを使って旅した経験をもとに紹介したいと思います。
ヨーロッパといえば、イタリア、フランス、スペイン、イギリス・・と一生に一度は行きたい、憧れの国がたくさん集まっています。
でも、日本からヨーロッパへは直行便でも片道10時間以上のフライトになり、そう簡単には行けません。
日本からの距離は遠いヨーロッパですが、一度足を踏み入れてしまえば、ほとんどの国が陸続きなので、イタリアからスイス、フランスからスペインといったような移動も鉄道で簡単にすることができます。
しかも、EU内の国の移動にはパスポートも必要ないで、本当に楽チンです!
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ユーレイルパスとは
ユーレイルパスというのは、ヨーロッパの鉄道が乗り放題になるパスのことで、日数や訪問国数などに合わせてたくさんの種類があります。
ヨーロッパ全体を自由に行き来できるパスと思われている方が多いかと思いますが、周遊する国の数を限定する代わりに安いパスや、利用可能日数が長いもの、短いもの、連続する利用日でないといけないもの、利用日が選べるもなど、色々あります。
弾丸で回りたい、各都市にゆっくり滞在したなど、旅行のスタイルによって合うものを選びます。
金額は1万円以下の1カ国を周遊するタイプのものから、ヨーロッパのほぼ全土をカバーするグローバルパスでは最低5日間で約6万円~になります。
16歳以上、26歳未満限定で、2等車にしか乗れない代わりにこれより安い約4万円~のユースというパスもあります。
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ユーレイルパスの種類
ユーレイルパスは利用方法によって種類があるので、ご紹介します。
ユーレイルグローバルパス
5カ国以上周遊したい方はこちら。ユーレイルパスといえば、ヨーロッパ全土を自由に回ることができる、こちらのグローバルパスが最も知られています。
ヨーロッパ28ヶ国で利用でき、利用日は5日のものから、3ヶ月のものまでと幅広く揃っています。
利用日が連続している必要のあるパスは15日、21日、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月間の5種類あり、有効期間内であれば、利用日が任意に選べるパスは、10日間のうち5日または、2ヶ月間のうち10、15日利用できるものがあります。
ユーレイルセレクトパス
隣り合う2〜4ヶ国を周遊したいという方におすすめなのがこちら。セレクトパスでは、ユーレイル加盟国の20ヶ国以上の中から、隣り合う2〜4ヶ国を巡ることができます。
選択する国の組み合わせによって料金が異なります。2ヶ月の有効期間内に4〜10日間の利用日が選べます。
ユーレイル1ヶ国パス
1ヶ国のみで国内周遊したい方はこちらのユーレイル1ヶ国パスを。
1カ国パスは、対象国で利用できるフレキシータイプの鉄道パスです。
1ヶ月の有効期間内に3、4、5、8日間の利用日が選べます。
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周遊できる国はこちら
ユーレイルグローバルパスの対象国は以下の28カ国です。
オーストリア/ベルギー/ブルガリア/ボスニア&ヘルツェゴビナ/チェコ/クロアチア/デンマーク/フランス/フィンランド/ハンガリー/ドイツ/ギリシャ/アイルランド/イタリア/ルクセンブルク/モンテネグロ/オランダ/ノルウェー/ポーランド/ポルトガル/ルーマニア/セルビア/スロヴァキア/スロヴェニア/スペイン/スウェーデン/スイス/トルコ
注意が必要なポイントはイギリスが入っていないこと。
ヨーロッパの鉄道旅はとても快適
海外の地下鉄などはあまり綺麗でなかったり、治安が悪いイメージがありますが、鉄道パスで乗る国鉄は乗り心地がよく、とても綺麗で、治安も悪くない印象でした。
2等車でも、日本の新幹線より広かったり、個室になっていたりと、驚くほど快適でした。
鉄道旅の醍醐味は車窓からの景色
鉄道旅の醍醐味はなんといっても、車窓からの景色なのですが、ヨーロッパを周遊する鉄道旅では本当に様々な景色が楽しめます。ヨーロッパらしい街並みはもちろん、田舎の田園風景、牛や羊などが放牧されている様子、氷河やお花畑などの大自然・・・といった窓からの景色に魅了されることになります。
写真は私が一番好きだった、スイスの鉄道の様子です。
実際に周遊したルートは次の記事で紹介したいと思います。▶︎私の周遊ルートを紹介